小説の構成についてー3幕構成、起承転結

  • 2024/06/23
  • SincArt

小説の構成には、主に3幕構成と、起承転結がある。それぞれについて、見ていこう。

1.3幕構成

3幕構成では、主人公の変化を通して、テーマが語られることが多い。

1幕 主人公が変化が必要な状態で、未だ何も知らない。そのため、問題に直面しても、何も解決できず、また、問題を認識していない場合もある。

2幕 主人公は、否が応でも、問題を直視し、それを解決する必要がある。変化を起こし、自分が変わる瞬間となる。

3幕 すべてが終わり、自分が変わったことを認識する。1幕の自分とは、何かしら変化が起きている。それは、2幕で自分の行動を変え、認識すらも変えてしまったことによるものである。

このように、3幕構成は、自分がどのように問題を解決し、変化していくかということを主題に語られる記法だと考えている。

次は、起承転結について見ていく。

2.起承転結

日本では、起承転結と言われ、多くの人が、この構成をなぞり、構成を立ててみようと思うだろう。

実際には、起承転結が、どのような働きがあるか、見ていこうと思っている。

起:主人公が、問題とする生き方や考え方を提示する必要がある。ここで、主人公は物事を大きく動かす力は持っていない。そのため、問題や、その壁に対して、興味を示さなかったり、敢えて関わらないようにしようとする。

承:主人公が、立ち向かうべき壁が現れ始める。主人公は、周りの要請や、自分の心に従い、行動を起こす。

転:主人公は、承の場面で、自分で動き出したことにより、今までの価値観を否定するような壁に立ち向かう必要に迫られる。

結:すべての経験をもとに、主人公は自分を振り返る。この時、問題や壁を通して、自分がどう変わったかを結論として、表現する。

このように、起承転結では、それぞれやらなければならないことがあり、小説として、それを表現していくことになる。

物語の中心には、主人公がいて、主人公を取り巻く問題・壁がある。それを、解決し、傍観し、結論付けるのが、物語だ。

このように、3幕構成は、どちからといえば、主人公の変化主体、起承転結は、主人公とそれを取り巻くテーマ性が主題となりやすい。

以上が、構成についての考え方あである。